虐待の連鎖

虐待を受けて育った子供は自分が親になると我が子を虐待してしまうという話を聞いたことがありますか?
その親は虐待が酷い行為だと知っています。自分が子供の頃に身をもって経験した事ですから。
しかし、それでも自分の子供に虐待を加えてしまいます。
何故でしょうか?

それは、常識的な考え方では上手く説明できません。
しかし、非常識な考え方だと上手く説明できます。

キーワードは「感情体」と「生命エネルギー」です。

自分の行いが悪い事であり止めるべきだと頭では理解している。でも、止めることができない。
私たちの意識が感情体の支配下に入るとこういうことが起こります。
感情体が私たちの意識と身体を乗っ取った形になります。
理性ではなく衝動によって活動します。
詳しくは「怒りのコントロールは肉体を感じる事が第一歩」の記事を参考にして下さい。

そして、感情体の働きのほかに、生命エネルギーによる充足感も味わいます。
聞いたことない言葉ですが、当たり前の感覚を言葉に置き換えただけです。
生命エネルギーに関しては、「生命エネルギー200326」「生命エネルギー(バンパイアの例え)」を参考にして下さい。

道徳的に問題ある行為が繰り返される原因の一つに生命エネルギーへの渇望があります。

他人の意識を支配するとその人の生命エネルギーをたくさん奪うことができます。
支配される側の人が持っている生命エネルギーを支配する側の人が奪い取ります。
すると奪った方は、自分が強くなった気がし、満ち足りてきて、気分が良くなります。
人間は誰もが生命エネルギーを必要としています。そのため、他人から生命エネルギーを奪って自分の物にしています。生命エネルギーの奪い合いは人間の主要な活動です。

日常生活をこの生命エネルギーの奪い合いという視点から眺めると、不可解な世の中がとてもシンプルに理解できます。特に理不尽な事や理屈と合わない行動の裏には生命エネルギーが関係しています。

他人を傷つけずに生命エネルギーを得るにはヨガが適しています。
争いを好まない人はヨガという選択肢があります。
ヨガでは自ら生命エネルギーを作り出します。
ヨガのトレーニングは易しくはありませんが、その見返りは大きなものがあります。

人生を気持ちよく生き抜くには活力(生命エネルギー)が必要です。
怒りや欲望をコントロールするには忍耐力が必要です。
生きる知恵を学ぶには学習意欲・向上心が必要です。
健康を維持するには日々の努力が必要です。

生命エネルギーを理解し身に着けることができれば、人間を恐れなくなり、人間に憐れみを持ち、人間を愛せるようになります。

下のシェアボタンで他の人にも教えてあげよう

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)