うつとヨガ

2000年を過ぎた頃から、ヨガが身体に及ぼす影響に関して、医学的・科学的な視点で研究され始めました。

うつに対してヨガが効果的という裏付けに、ヨガを行うことで脳内の神経伝達物質の濃度が変化する事が確認されています。

一方で、医学論文中には何故ヨガが効果的なのかに関しては書かれていません。ヨガをするとなぜ体に良いのか?その結論は未だ出ていませんが、2019年現在では自律神経の副交感神経を活性化する為という仮説が有力です。

ヨガの練習により、筋肉が柔らかくなります。そして、筋肉を柔らかくする事で副交感神経が活性化されます。副交感神経が活性化すると追い詰められ感覚や息苦しさが減り、リラックスする感覚や喜びの感覚が戻ってきます。

ヨガの練習が実を結ぶには年単位で数える必要があります。何故ならば人間の身体は短期間では変化しないからです。そして、一度変化が起これば元の状態には戻りません。

ヨガの練習を続けていく中で、「人生で本当に大切なものは何か」を考え、不要な物・習慣・人間関係を手放せるようになります。ヨガを生活に取り入れることで、人生が気持ち良く生きて行けるようになります。

うつを良くする目的でヨガに取り組む場合は少しコツが必要です。そのコツとは首の筋肉に重点を置く事です。